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歯科用インプラントって何??
そもそもインプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。ペースメーカー(人工心臓)や人工関節、美容成形の目的で使用するシリコン材料などは、実は全てインプラントです。
歯が無くなった場合に、顎骨に埋め込む人工歯根もインプラントの一種であり、正確には歯科インプラント(デンタルインプラント)と言います。一般的にインプラントとは『歯科用インプラント』として使用される事が多いので、以下、インプラントという言葉を使かって説明したいと思います。
それではインプラントとはどのような治療法なのでしょうか。
一度、失ってしまった永久歯が再び出てくることはありません!!まずは自分の歯を健康に保つ事がとても大切ですが、何らかの原因で歯を失ってしまった場合に、かみ合わせを回復する方法の一つとして『第二の永久歯』であるインプラント治療法があります。
構造としては、右の図のように①インプラント体:骨に埋まっている部分、②アバットメント:インプラント体と上部構造(被せ物)を連結する部分、③上部構造(被せ物)の3つの構造から成り立っています。
また、材質として使用されているものとしては
①インプラント体:チタン、チタン合金
②アバットメント:チタン、チタン合金、ジルコニア
③上部構造:ジルコニア、セラミックス、金合金 などが主に使用されています。
インプラントのメリット、デメリットについて
『メリット』
⑴周りの歯への負担が減り、残存歯を守る事ができる
⑵天然歯同様にしっかり咬める
⑶固定式のため取り外しの手間がない
⑷美味しく食べる事が出来る
⑸歯を削らなくて済む
⑹自信を持って笑える
⑺メンテナンスを行っていく事で半永久的に使用できる
『デメリット』
⑴保険が効かない
⑵外科的な介入が必要
⑶治療期間が比較的長い
(よくあるインプラントについての質問)
Q1: インプラントって一生持つ?
A:メンテナンスをしっかり行なっていく事で半永久的に長持ちする治療法です。また、現在のインプラント生存率は10年で90%を超えていることがわかっています。
Q2インプラントって痛くない?
A:麻酔を使用するので、手術中の痛みはほとんどありません。術後の痛みについては鎮痛剤でコントロールできます。また、手術に恐怖心をお持ちの場合には『静脈内鎮静法』という方法もあります。
Q3インプラント出来ない場合ってどんな時?
A:コントロールされていない糖尿病や高血圧症、骨の病気などの全身疾患を抱えている場合は手術ができない事があります。
Q4骨の量が足りない場合インプラントは出来ない?
A:極端に骨がない場合では『骨造成術』といって異種骨や人工骨、自家骨などを使用し骨を増やす必要があります。また、近年ではショートインプラント(短いもの)での長期予後が良いとの研究データも出てきているため、骨を増やさなくても可能な場合もあります。
Q5治療期間ってどのくらい?
A:骨が十分にある場合は4、5ヶ月で治療を終えれる事が多いですが、骨がない場合は『骨造成術』といって骨を増やす必要があるため半年から1年くらいかかることがあります。
〜最後に〜
インプラント治療は当院の医院理念でもある『身体の健康につながる歯科医療』を提供する上で大切な治療法の一つだと思っています。インプラント治療は残っている自分の歯を守るだけではなく、しっかり噛める事や何でも美味しく食べれるという点から老化を防止し、寝たきりになる可能性も格段に低くなるはずです。
しかし、インプラント治療はたくさんのメリットがある半面、いくつかのデメリットやリスクを伴うのも事実です。
そのため、インプラント治療を行うにあたっては十分なカウンセリングや精密な検査が必要になりますので、インプラント治療をご検討の方は一度お気軽にご相談ください。
いいだの森歯科こども歯科クリニック 院長
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