ブログ｜いいだの森歯科こども歯科クリニック｜長野県飯田市鼎の歯科・歯医者

こんばんは！いいだの森歯科の浦野です。今回は、インプラント歯周炎という病気についてお話ししていきたいと思います。

世界中で多くの方が治療を受けられているインプラント治療。
インプラント患者数が増えている一方、インプラント歯周炎という病気も増えてきています。

まず皆さんは歯周病という病気はご存知でしょうか？

歯周病とはお口の中に存在する細菌によって歯を支えている骨が吸収され、最終的には歯が抜けてしまうとっても怖い病気です。お口は普段あまり見えないところだけに、まだまだ関心を持っていただけていない方が多いのも事実です。しかし、歯周病はお口のトラブルだけではなく、様々な身体の病気のきっかけになることがわかっています。

詳細はhttps://iida-forest-dc.com/blog/歯周病が及ぼす身体への影響/

 

歯周病が存在する場合の面積は『手のひら全体』と同等と言われます！！

もし、手のひらが真っ赤に腫れていたら、痛みがなかったとしても病院に行かれると思います。

そのような状態がずっと続いてしまっているとすれば・・・
様々な病気の発症に関与することが想像できるのではないでしょうか？

話は少しずれてしまったので、戻ります！

その歯周病はご自身の歯だけではなく、インプラントにも発症します！！

『え？インプラントって人工物やのに？』と思われるかもしれませんが、実はご自身の歯よりもインプラントの方が歯周病にかかりやすいのです。

『じゃあインプラント治療ってやらない方が良いのか？』

インプラントにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
私自身インプラント専門医としてインプラント治療はある条件がクリアできれば、歯を補う治療としては優良な治療法と考えています。ある条件の前にメリット・デメリットについて少しお話しさせていただきたいと思います。

毎日の歯ブラシはもちろんですが、普段のブラッシングでは除去することのできない汚れを定期的にプロの手よって除去することが大切です！！『歯石は歯ブラシでは取れません！！』

また、噛み合わせは経年的に変化するため、そのままにしておくと噛み合わせのバランスが崩れ、歯やインプラントのトラブルが出てきやすくなりますので、定期的に噛み合わせのチェックも大切になってきます。このような定期的な検査と調整をさせていただければ、インプラント治療は半永久的にもつと行っても過言ではありません。

実際に定期検診をしっかり受けられている方のインプラントの生存率は90パーセント以上と高いデータも出ています。

インプラントを生涯使っていただくには定期検診がとても重要なのです。

少しでも今回の内容が皆様の何かのお役に立てればと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

インプラントに関してご質問やご相談があれば気軽にご連絡ください。

 

いいだの森歯科こども歯科クリニック　院長